私の普通とあなたの普通は違うもの

よく「普通はこうだよね」って言ったりしませんか?
私も以前はそれこそ「普通」に使ってた言葉です。
だって、自分にとってそれが普通(当たり前)なんだから。
でもよくよく考えると、これって凄く危険なこと。
どんなに仲の良い友達だってすべての普通が同じ
はずがないのです。
例えば山手線でお化粧する女子、これは普通が分かれるし、
優先席でのスマホゲームも人によって違うし、
場合によっても違ってくる。
カウンセリングをしていて、「これって普通ですよね!」
「普通~こうしますよね!」って言われます。
私はその場合「あなたはそう思うんだよね」ってかわします。
これはあなたがそう思うのは自由、でも私の普通とはちょっと
違うかもね というニュアンスを残します。
年齢・性別・国籍・地域・学校・家族・ライフスタイル
差異は沢山あります。
だから最初から、そしていつもどこかで
お互いに「違うんだよね」っていうスタンスにたつと、
対等に相手を見て、冷静にいることができます。
学生時代のように、自分の嫌いなものを、あなたも嫌いよね?
みたいな考えはしない方がよいのです。
普通なんて有ってないようなもの。
その人が生きている環境によって全然違って当然。
だから私の「普通」を受け入れてもらうためには、
あなたの「普通」も有りだよねって言ってあげましょう。
私はむしろ何でも合わせてくる相手より、
思いもかけない理由を言ってくる人に興味が沸きます(笑)
そそられます^^
もちろんそれが相当ネガティブでない限り。
「普通」という言葉にどうか縛られず、
あなたらしく、私らしく堂々と生きていきましょう。