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満ち足りぬ月(満月に寄せて)

今夜は満月ですね。

心理占星術では、

ホロスコープ上の月は 人の心、内面を意味します。

月はわがまま、

月は寂しがり屋。

承認欲求の塊なんですよ、

誰の月も。

多くの人が今よりもっと

何か欲しい、

もっと満たされたいと

願います。

今も幸せかもしれない、 でも私より恵まれていて

幸せな人は沢山いる。

もっと素敵なことが

何処かにある。

そんな風に考える人も

多いと思います。

もっと容姿や知性に

恵まれたら。

人は自分の足りない部分、 弱い部分、そこに目をやり、 なんとかそれを修復したい、 改善したいと考えがちです。

ふと気付くとそこにばかり

焦点を当てています。

そう、完璧な満月を

目指すかのように。

例えば、結婚していても

独身の頃のように

お互いを奪い合うような

恋愛をしたいと憧れたり、

子供が元気で可愛い笑顔を

見せてくれるのに 受験勉強をしないことを

責めたり

私たちは大人になるに連れ ものごとの本質より、 その取り巻きのような物に 惑わされることが

多くなってしまいます。

周囲からみればあなたは 満ち足りた満月のように

見えているのではないでしょうか?

でも、近づくとそこに広がるのは 深く暗いクレーターだらけの月面。

人は皆どこか満ち足りぬ月を

心に持ち、 日々を過ごしていると思います。

人は満月のふりをすることで、 誰かに認めてもらいたいと

思うのです。

それゆえ表面的なものだけで 人を判断してはいけないのだと、 この仕事を始めてから、 ますますその思いを強くしています。

あなたは、こんな満月の夜に ふと不安に駆られることは ありませんか?

満月の光は人の潜在意識をも 照らし出すと言います。

今宵、あなたの月は

満ち足りていますか?


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