top of page

空が青いだけじゃときめかない

だいぶ以前に

「空が青いだけじゃ、 私もうときめかないんですよ。」

相談者にそう言われた。

彼女は職場の人間関係に悩みを 抱えていた。

「職場の人間関係がつまらない」 「話が合わないから、話がはずまない」

人によってはそんなこと?

と思われるかもしれない。

しかしこれが彼女の差し迫った 悩みだ。

職場でセクハラやパワハラに あっている人や 左遷や降格、イジメなどの 深刻な悩みに直面している人が 聞いたら、きっと「そんなことで!」 と思うでしょう。

でも「青い空にときめかない」って、 心が硬直している状態なのです。

たとえ原因に深刻さが無くても、 彼女が今を感じられていないことは 結構深刻なこと。

「今」を生きている実感が 希薄になっているからです。

私たちは嵐や台風の後、 そしてあの震災の後ですら、 気持ちを上向きにしてくれたのは

あの「青空」が有ったから ではないでしょうか?

どんなに辛いことが有っても きっと私たちの頭上に 青空が広がってくれるから 太陽が昇るから

それを信じて悪天候の下でも 生き抜いていけると思うのです。

私は毎朝空を見上げます。

それは青い空、遠くに見える富士山、 鳥の群れ、見下ろす町並み

全てが輝いて見えれば見えるほど 私の気分は上々であるとわかる バロメーターだからです。

「今ここにいる」ことを満喫して それから一日が始まります。

曇りは曇りなりに、 雨は雨なりに、 それぞれの空気を味わうのです。

そして夜は月を眺めます。 太陽と違い、月は心を鎮めます。

太陽と青空そして 月と夜空が私のリセット方法です。

私が今ここに居て あなたが生まれてきて そしてこの地球で出会えたこと 全てに感謝できたなら 今日は大成功の一日ですね。


特集記事
後でもう一度お試しください
記事が公開されると、ここに表示されます。
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page